東大×东大(東京大学シリーズ講座)その一:小森陽一教授『日本社会と天皇制』

文章来源:外国語学院发布时间:2019-09-04浏览次数:293

2019年8月26日から28日にかけて、外国語学院が東京大学名誉教授小森陽一を招いて集中講義及び学術講座を開き、大反響を呼びました。

小森陽一(1953—):東京大学名誉教授、著名文学評論家、社会活動家、左翼知識人、九条の会の事務局長。主な著書に『日本語の近代』、『天皇の玉音放送』、『村上春樹論「海辺のカフカ」を精読する』などがああります。深刻な政治批判と緻密なテクスト解読を特徴としています。

26日から28までの集中講義は「夏目漱石の小説における『衣服』」をテーマに行われていました。小森教授は文学研究の理論を概説したうえで、「衣服」に触れた漱石作品のいくつかのところを細かく解読しました。近代資本主義社会の発展プロセスにおいて「服装」が体現した身体政治及び資本の運営と結び付けた斬新な読み方は非常に興味深いものです。

27日午後の公開講座では、1945年日本の敗戦から今日に至るまで、昭和天皇の戦争責任が徹底的に清算できなかったことによる、戦後の日本社会への諸般の影響について、詳しく説明しました。「九条の会」の活動についてもいろいろ紹介してくれました。東大×东大(東京大学シリーズ講座)の第一回目として大きな成功を収めました。

(文:趙楊 图:王颐寧、陸薇薇)